塗装の豆知識

 

① *塗り替えの必要性について

「なぜ塗り替えをしなくてはいけないか知っていますか?」という質問に「なぜだかはわからないけど周りが塗り替えているし…」「家をまもるために塗らなければいけないから」というような回答よく耳にします。

なんとなくではなく塗装をすることは大切なお家にとってとても大事な役割をはたしているのです。

家は毎日雨・風・紫外線など過酷な自然条件にさらされています。そしてその過酷な状況から家を守ってくれているのがとても薄い塗膜なのです。

塗膜にも耐用年数があり、家を保護している塗膜が劣化し傷んでくると直接雨や紫外線をうけてしまい雨漏りの原因となったり、家の構造自体が劣化してしまったりします。

耐用年数は新築時に使用された塗料で5年~7年です。
大切なお家を守るために屋根や壁の塗膜の状況や耐用年数に応じて塗り替えが必要となるわけです。

 

② 塗装の目的

・下地の保護 ・美観 ・機能の付与 そして早期発見です。

 

《下地の保護》

下地の保護とは雨、風、紫外線等の外的要因を受け劣化していく下地を塗膜でまもっていくことです。

建物を構成している各部材にあった塗装をほどこすことによって老朽化を防ぎ、きれいな状態で寿命を延ばすことができます。

塗膜で保護をすることによって建物の構造体自体が直接外的要因により劣化するのを防ぐことができます。

《美観》

色あせをしていたり、はげてしまったお家が綺麗になるのはやはりうれしいですよね!

下地の保護や機能とは違いやはり目でみてわかる部分ですので、変化が一目でわかります。
毎日を過ごす家なので綺麗な外観になると気分もよくなります!

《機能の付与》

機能の付与とは塗料によっていろんな機能性を付与した塗料もたくさん開発されています。
例えば

・省エネ効果のある遮熱・断熱塗料
・汚れが付きにくい塗料
・ひび割れに強い弾性塗料
・防カビ防藻効果のある塗料

などがあります。
このような機能性のある塗料を使用して塗装することでさらに快適な生活を実現することができます。

《早期発見》

塗膜は使用した塗料、部位、外的要因などによって劣化の状態も違います。

定期的にメンテナンスをすることで塗り替え時期や劣化の状態を知ることで必要な部分だけの工事で済む場合もあり費用も抑える事ができます。

劣化が進んでしまえば大変危険です。場合によっては建て替えなければいけなくなってしまいます。

そうなる前に早期発見、早期治療が大切です。定期的な診断や塗装があなたの大切なお家を長持ちさせ資産価値をたかめることになります。

 

③ *塗り替え時期の目安

チョーキングチョーキング・・・塗膜が紫外線や雨などで劣化し手に白い粉がつく事
コーキングコーキングの劣化・・・建物の気密性や防水性を高めるために隙間を充填してある箇所(つなぎめ)が割れたり、裂けたりする。
クラック、ひび割れ クラック・・・ひび割れ
鉄部サビ 鉄部の錆・・・鉄製の部分が錆びて劣化する
木部の劣化 木部の劣化・・・腐食や塗膜のはがれ
色あせ塗膜の変退色・・・紫外線を受けやすい箇所から色あせていきます。
 塗膜の膨れ・・・外壁からの水分を放出する際に塗膜が水分によっておされて膨れる
塗膜のはがれ塗膜のはがれ
コケカビ、藻、コケの発生・・・湿気や結露などにより風通りのよくない箇所や日当たりの悪い箇所に発生

 

④ 雨漏りについて

雨漏りの現状は(財)住宅リフォーム・紛争支援センターに寄せられる相談件数では常に上位にきています。

雨漏りをしていると建物内に水が浸入して二次被害が起こります。

二次被害とは、雨漏りによる湿気水分が原因で、雨漏り浸入部以外の正常な箇所にまでダメージが広がってしまうことです。

二次被害でこんなことになってしまいます(写真準備中)

被害が拡大する前には早急に処置しないといけません。

ご自宅の屋根、外壁、コーキング、防水、クラックなどは大丈夫ですか?
他にも雨漏りする場所や原因はたくさんあります。水はどこから侵入するかわからないからこわいのです!!

雨漏りしてからでは余計な費用もかさんでしまいます。「まだ雨漏りはしていないから大丈夫」ではなく雨漏りする前に雨漏り診断士に相談して事前に処置をしておきましょう!!

 

⑤ *外壁の種類

コンクリ モルタル コンクリ モルタル (2) コンクリート・モルタル
ALC ALCパネル
サイディング 窯業系サイディングボード
金属サイディング 金属系サイディング
 タイル
トタン トタン

など

 

⑥ *屋根の種類

カラーベスト カラーベスト(コロニアル瓦)
 トタン屋根トタン屋根
スレート スレート屋根
コンクリート瓦 コンクリート瓦(モニエル)
瓦棒 瓦棒

など

 

⑦ *塗料のもちをよくするためには

施工の仕方や塗料の選択などによって塗料のもちはかなりかわってきます!
大事なことは

・下地処理!手を抜かずにきちんとやること
(下地処理は上に塗料がぬられ隠れてしまうので手を抜かれるところです。下地処理こそ一番大事なところできちんとした下地処理をしないと塗膜の密着不良などではがれやすくなってしまいます)・既定回数を守る
(回数を減らすと塗膜が薄くなり塗料の性能が発揮されません)・希釈率を守る
(回数と同様で薄くしすぎると塗料の性能が発揮されません)・外壁に適した塗料を選択すること

 

とにかくきっちりと施工することが大切なのです!

 

⑧ *断熱と遮熱のちがいは

断熱 外部との熱の出入りを遮ること 住宅の場合の断熱効果は内部の熱を外に逃がさないので冬場の暖房効率が良い
遮熱 太陽の熱を反射させること 住宅の場合太陽の光よって外壁や屋根が熱せられるのを防ぐことにより夏場に涼しい環境をたもてます。

 

要するに日本のように四季ある国には夏の暑さには「遮熱」、冬の寒さには「断熱」が有効ということになるのでしょう。

 

*見積り書の見方

業者によってさまざまな書き方がありますが専門用語などが使われつらつらと項目がかかれていますが大事なのは内容です。どのような施工が行われるのかをしっかりと確認・把握して見積書の価格が適正なのかを判断していただくことが重要かと思います。大幅な値引きであったり、書き方のテクニックなどで惑わされずその業者が本当にこだわりをもって仕事をして信用できるのかを見極めていただければとおもいます。

ただ見極めるといっても難しいとおもいますので大切なチェック項目をあげさせていただきます。

見積書の内容がチェック項目にあてはまるのかどうかや質問する際に役立てていただければとおもいます。

 

<チェック項目>

□坪単価ではなく平米単価になっていますか?
□下地調整・下地処理の項目は明記されていますか?
□現在の家や壁の状況に最適な塗料が選択されていますか?
□塗料の名前は明記されていますか?
□塗り回数はかいてありますか?
□施工面積は正しいですか?大幅な誤差はありませんか?
□塗装する箇所はすべて明記されていますか?
□仮設工事費は明記されていますか?
□作業内容がわかる使用書はありますか?
□1式ばかりの見積りではありませんか?
□備考欄や特記事項に注意!

 

 

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